東京に住んでおられるKさんは、笑顔が素敵な独身女性,。
親戚が小谷にいるので、年に2,3回みえます。
古い箪笥を見て、
[わあ、素敵!
衣装ケ-スだと浅いから、足りなくなっちゃて いくつも買うことになるのよね。
この箪笥 引き出しが深くて感じがいいわ。そうだこれ気にいった」といって、宅急便で送りしました。
次にいらした時、
「あの箪笥があったら、凄くお部屋がおちつくの。もう一棹ほしいわ。」と言って、
車で、運んでいかれました。
「じゅうたんより、このぼろ織りの敷物のほうが 箪笥と雰囲気があうわ。」
でもぼろ織りが少しほつれていました。
彼女は、昔の人が織ったこの色合いが凄くいいし、
そのほつれがなんとも素敵といって とても気に入ってくださったのです。
徳利を電気スタンドにしようと思いつき、グッズを買って、自分でつくりました。
竹篭は、雑誌入れに。
木のお盆を めがねや鍵置きにと どんどんイメ-ジがふくらんで、
和に統一された素晴らしい空間になったそうです。
見に行けないので、写真を送っていただきましたが、
古布をはぎ合わせた座布団も素敵ですね。
手間隙かけた このアパ-トの一室は
どこかの宿にいったような センスあふれるお部屋になりました。