とても落ち着いた雰囲気で、上品なたたずまいの玄関口。
ここは白馬のペンションです。
まず、お客様を迎えてくれるのが、見事に咲き誇った真っ赤なインパチェンス。
その下に目をやると、どっしりした鉢。
これは何だと思いますか?
そう、昔 コタツの中で使った火鉢です。
我家にもありました。
でも時代とともに忘れ去られて、どこにも見かけなくなったものです。
去年の春先、このペンションの70代の男性オ-ナ-がいらして、
「ひびつありませんか?今家で使っているのが、ひびが入ってしまい、替えに、、2個欲しいんです。」と、いってこられました。
小谷にはまだまだこういうのはあると思い、探しますと、約束をしたのですが、全然みつかりませんでした。
そしてこの春、またみえられ、
「ひびつ ありましたか?」と。
それから一生懸命探しましたが、どこの家でも、邪魔になるので、割って捨てられていました。
でも思いがけず、やっとのこと、穂高でみつけました。。
さっそく、「みつかりましたよ]と お電話すると 翌朝いらっしゃいました。
「もう駄目かとあきらめていました。、よかった!ありがとうございました。」と
菓子折りまでもってきてくださいました。
完品だったので、凄く喜ばれ、その嬉しそうな顔をみて、探した甲斐がありました。
それにしても見事な鉢ですね。
花の色合いといい、両側に並んだ数といい、
玄関にすごく映えていて、センスが光っています。